結論から言うと、必要です。
会社であっても、家庭であっても、感染の疑いのある人に「あまり接触せず」に
「素早く」体温を測れるのが、
非接触体温計です。
非接触体温計にも、耳タイプや銃タイプなど色々な種類がありますが、
お店や会社など、多くの人が出入りするような場所で、一人ずつ検温していたのでは、手間や人員コスト、感染リスクさえ
高めてしまいますよね?
最近では、壁掛けタイプの非接触体温計が発売されており、誰か他の人に測ってもらわなくても、規定の温度でブザーを鳴らすこともできるようです。
複数人で触ることによって、非接触体温計そのものが感染源になるというリスクも減らせます。
価格:7,710円 |
10万円を超えるモノもありますが、
私は安価なモノで良いと思います。
非接触体温計のデメリットとして、
接触して体温を測る従来の体温計よりは、精度が落ちるからです。
商品が悪い訳ではなく、非接触式体温計は表面温度を計測しているので、外気や室温、日光の影響をモロに受けてしまうのです。
※非接触体温計の計測場所や
設置場所には、気を付けましょう。
ちなみに、
『非接触ではない』体温計でも
誤差はあります。
一般にはあまり知られていませんが、
非接触ではない体温計の計測方法は、
2種類あります。
予測式と実測式です。
医療機器で有名なTERUMO社が行った実験では、温度上昇率から体温を予測する予測式体温計(90秒)と、実際の体温度を計測する実測式体温計(10分以上)では、計測温度に誤差がありました。
ただ、
誤差の標準偏差±0.13度という値を、どう捉えるかは人それぞれでしょうが、
お子さんがいらっしゃる方には、
保育園や幼稚園が預かってくれるかが
分れる0.1度の差は、大きな違いになるでしょう。
時間はかかりますが(10分以上)、
予測式で不安なら、実測でも測ってみることをオススメします。
テルモ 電子体温計 C207 ET-C207S メール便送料無料 価格:3,980円 |
「家で測った時は大丈夫だったのに!」
と、イライラしながらお迎えに行くことが減るかもしれません。